約 464,523 件
https://w.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/30.html
【小学五年 ―― 1月】 京太郎「(あーたらしーいとっしがーきたーきぼーのーとしがー)」 京太郎「(ふふ…まさにそんな気分だな)」 京太郎「(何故なら…今の俺は憧相手に役満を積もって逆転した男!!)」 京太郎「(去年までの俺とはひと味もふた味も違うぜ…!)」 京太郎「(いわばニュー京太郎ってところかなぁ?)」ドヤァ 京太郎「(…まぁ、具体的に何か変わった訳じゃないんだけどさ)」 京太郎「(結局、大晦日まで去年と同じく大掃除でバタバタしてたし…)」 京太郎「(ま…折角、年が開けたんだし…そろそろ初詣にでも行くかな…)」 +2 末尾:1.2.3 高鴨がやってきた 末尾:4.5.6 玄がやってきた 末尾:7.8.9 鷺森がやって来た 高鴨がやってきた 穏乃「京太郎ー!新年あけましておめでとうございまーす!!」 京太郎「お、高鴨。あけましておめでとう。今日も元気だな」 穏乃「うん!何せ新年だからね!!」グッ 穏乃「今年もちゃんと初日の出は見れたし…ばっちりだよ!!」 京太郎「…お前は本当、元気だなぁ」 穏乃「えへへ。それが私の取り柄だからね!」 穏乃「京太郎も言ってたじゃん。私には暗い顔は似合わないって」 京太郎「…ま、そうだな。元気なお前を見れるとこっちも気分が上向くよ」 穏乃「えへへ…♪って、そうだ!神社行こうよ!神社!」 京太郎「そうだな。今年も一緒に初詣しに行くか」 穏乃「うん!」 【吉水神社】 京太郎「ってか…やっぱ相変わらず混んでるなー…」 穏乃「ごちゃごちゃだねー…」 京太郎「去年より酷いんじゃないか、これ…」 穏乃「なんか憧が言ってたけど…アニメのほーえーで急に人が増えたんだって」 京太郎「アニメ?そんなの何時やってたんだ?」 穏乃「分かんない…私、あんまりテレビ見ないし」 京太郎「まぁ、お前は基本、外で走り回るタイプだよな」 穏乃「うん!麻雀やってる以外は基本外だって…うわわ…!」 京太郎「っ…!高鴨!?」 +2 00~30 流されていく高鴨とはぐれてしまった 31~60 何とか高鴨とはぐれずに済んだ 61~99 とっさに手を掴んだ 男気により+1 とっさに手を掴んだ 京太郎「っ!!」グイッ 穏乃「わわ…っ!」 京太郎「だ…大丈夫か?」 穏乃「…う、うん…ありがとう」 京太郎「いや…良いけど…ちょっとこの人の数は危険だな…」 穏乃「そうだね。すぐに逸れちゃいそうだし…」 穏乃「だから、ちゃんと手を繋いでおかないとね」ギュッ 京太郎「う…」カァァ 穏乃「…あれ?どうかした?」 京太郎「い、いや…何でもねぇよ」 穏乃「そう?それなら良いけど…」 京太郎「(こいつ…手はすげぇ小さくて柔らかくて…くそ…こうしてつなぐとどうしても女って事を意識しちゃうんだよな…)」 京太郎「(普段は別にそんな事ないのに…なんか妙に可愛く思えて…)」 京太郎「(う…き、気の迷いだ!高鴨が可愛いとかそんなのねぇよ!!)」 京太郎「(まぁ…人並み以上に顔は可愛いと思うけど…でも、中身は高鴨だし…)」 穏乃「??京太郎?」 京太郎「う、うわっ!?」 穏乃「あ…ごめん…」 京太郎「い、いや…俺の方こそ考え事してて…悪い」 穏乃「考え事?」キョトン 京太郎「あー…い、いや…その…な」 京太郎「なんつーか…ほら…アレだ。アレだよ…」 +2 00~30 お年玉の事考えてたから 31~60 お前の事が可愛く思えたから 61~99 お前の手が柔らかかったから ※男気補正にて+1 お前の手が柔らかかったから 京太郎「いや…その…お、お前の手が柔らかかったから…さ」 穏乃「え?」 京太郎「なんつーか…お、女の子らしくて…ドキドキした」 穏乃「そ…そう…なんだ…」カァ 京太郎「…え?」 穏乃「あ…う…ご、ごめん。なんか…わ、私も恥ずかしい…かも…」 穏乃「女の子らしいなんて…は、初めて言われたから…かな。すっごく…顔熱いよぉ…」カァァ 京太郎「う…そ…その」 穏乃「い、今は…あ、あんまり…顔見ないで…欲しいかな…」マッカ 京太郎「あ…ご、ごめん」 京太郎「(結局、その後、俺達の間に会話はなかった)」 京太郎「(けれど、高鴨の手は俺から離れる事はなく、俺の手もまた高鴨から離れる事はなかった)」 京太郎「(それはもしかしたら手放すタイミングを見失っただけなのかもしれない)」 京太郎「(でも、俺達は、家の前まで手を繋いだままで…)」 穏乃「……」 京太郎「……」 穏乃「…あ…あの…さ」カァ 京太郎「お…おう」 穏乃「そ…の…き、京太郎さえ良ければ…さ」 京太郎「う…ん…」 穏乃「ま、また…手を…繋いでも…良いかな…なんて…」 京太郎「…え?」 穏乃「う…う…ご、ごめん!や、やっぱ今のなし!!」マッカ 穏乃「わ、私…も、もう帰るね!!」バッ 京太郎「あ…」 穏乃「ま…また明日!!」バタン 京太郎「…う…」 京太郎「(…くそ…最後の最後で爆弾落としていきやがって…)」 京太郎「(…俺まで顔が赤くなっちまったじゃねぇか…)」 【System】 高鴨穏乃の思い出が7になりました。 高鴨穏乃の好感度が9あがりました。 現在の高鴨穏乃の好感度は33です。 須賀京太郎の男気力が3あがりました。
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/478.html
http //pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1303394673/231-239 今日はあやせの家に泊りに行くことになった。 学校が終わって、本当ならそのままあやせの家に向かうつもりで着替え一式持ってきてたんだけど、 忘れ物をしてしまったのでいったん家に戻ることにした。 家に向かって歩いてると、なんだか頭がふらふらしてきた。 おかしいな、さっきまで体調は万全だったのに。 もうじき我が家というところで、あたしは立ちくらみを起こしてうずくまってしまった…… 「…ちゃん、お姉ちゃん」 誰だろう、あたしをお姉ちゃんと呼んでるのは? ぼんやりした意識が徐々にはっきりしていくと、そこにはあたしを覗き込む京介の姿があった。 あれ、ちょっと待って? なんであたしの目の前にいる京介は、小学生の時の京介なの? 「気がついたのね?」 傍からお母さんの声がした。見ると、お母さんも確かに若い。 「あなたが家の前で倒れていたから、部屋まで運び入れたのよ。 動けるようになるまで休んでいくといいわ」 「ありがとう…ございます」 「京介、ちょっとお姉さんの様子を見ててあげてね」 「うん」 お母さんは部屋を出ていく。 今あたしがいるのは、2階の和室。中学に上がったあたしの部屋としてリフォームされる前の古い部屋だ。 あたし、やっぱり過去にいるんだ。 しかし、それにしても…… 京介の奴、やたらニコニコしながらあたしを見てるんですケド。 「あたしの顔に、何か付いてるの?」 「だって、お姉ちゃんが美人だからさあ」 ちょ、いきなり何言い出すのよコイツ! 「俺も、こんな美人なお姉ちゃんの弟だったらよかったのになあ」 「アンタ…にはお姉ちゃんはいないの?」 「いないよ。妹ならいるけど。今日はおばあちゃんの家に行ってて留守だけどね。 そうそう。俺は京介。高坂京介って言うんだ」 相変わらずニコニコしながら語りかけてくる京介。 「あたしは桐乃、こう…じゃなかった、新垣、新垣桐乃」 とっさにあたしはあやせの苗字を借りる。 「へえー、お姉ちゃんも桐乃って言うんだ。すごい偶然。うちの妹も桐乃って言うんだぜ」 「あらあら、ずいぶん楽しそうにお姉さんと話してるじゃない」 「お母さんお母さん。このお姉ちゃんも桐乃って名前なんだって」 「あらまあ。ところで桐乃さん、あなたのお家には連絡しといたほうがいいかしら?」 「いえ、あの、両親が旅行に出かけてて、家には誰もいないんです。 友達の家に泊まるつもりだったんですが……」 「そうだったの。じゃあもう少し休んでいって、動けるようになったらお友達の家に行く?」 「はい、そうさせて貰います」 そんなこんなで、あたしはもうしばらく休ませてもらうことになったのだけど…… 「桐乃さん、桐乃さん」 お母さんがあたしに声をかける。 「ごめんなさいね。私の親戚が急に倒れたって連絡があって、これから出かけないとならないの。 何か問題があるようなら、うちの京介に言って。 京介、もしお姉さんの体調が急に悪くなったりしたら、隣のおばさんに連絡して助けてもらって」 「分かった。大丈夫だよお母さん」 「隣のおばさんには話しておくから。じゃあ桐乃さん、動けるようになるまで休んでいってね。それじゃあ」 慌ただしく部屋を離れるお母さん。 家には、あたしと京介だけが残された。 「今日はお父さんも出張だから家には俺しかいないんだ」 「そうなんだ。一人で大丈夫?」 「大丈夫だよ。それに、お姉ちゃんもいるじゃん」 「えっ、あたし?」 「お姉ちゃんせっかくだから泊まっていきなよ。まだ動けないんでしょ」 コイツ、何てこと言ってんだか。 でも……小さい京介は……なんだか可愛い……かも あたしの中で、これまでにはなかった「弟」への感情が、少しずつ膨らんでいった。 「あたしが、お姉ちゃんになってもいいのかな?」 「うん、いいよ。よろしくね、桐乃お姉ちゃん」 「うん、京介」 夜になった。あたしと京介は食事を済ませる。 お母さんから電話があって、京介が、あたしが具合が悪いので無理させず家に泊まることになったと説明し お母さんも承知したようだ。 「お姉ちゃん、風呂に入ってくるね」 「はーい」 こんな感じで、すっかり二人は打ち解けていた。 元が実の兄妹なんだから当然と言えば当然なんだけど 京介がお風呂か、お風呂お風呂…… あたしも、いっしょに入っちゃおう、かな。 「京介!お姉ちゃんもお風呂入るねー」 裸になるなりそう言ってあたしはお風呂のドアを開ける。 「わ、わあ、お姉ちゃん何だよ!」 いきなりのことに慌てだす京介。これがまた超カワイイんですケド。 京介は両手で股間を隠していたが、あたしは反ってそこに意識しないわけにはいかなかった…… 「京介、お姉ちゃんが京介の身体を洗ってあげるね」 「いいよ、自分で洗えるから」 「もおっ、アンタは弟なんだから、お姉ちゃんのいうことを聞きなさいよ!」 あたしは思わず大きな声をあげてしまう。 「わかったよ…」 しゅんとなって答える京介。 「いい子いい子。それでこそあたしの弟ね」 いつもと逆の立場で、あたしが京介の頭をなでる。 あたしは京介の背中を洗い終わると、京介のおチンチンに手を伸ばす。 「男の子の大事な場所なんだから、お姉ちゃんが丁寧に洗ってあげる」 「あっ…お姉ちゃん、そこは…」 あたしの手の中で、京介のおチンチンがどんどん固くなっていく。 「もう、京介ったら、おチンチンが大きくなってるよ、エッチなんだから」 「だってお姉ちゃんがいじるから…」 「何言ってんの、洗ってあげてるだけでしょ!」 「いや、でも、あっあっでちゃうっ!!」 壁に向かって勢いよく京介の精液が飛び出す。 「京介、大丈夫?」 思わずあたしは声をかける。 「…大丈夫。それより、今度は、俺がお姉ちゃんの身体を洗ってあげるね…」 「うん…洗って」 京介はあたし同様にまず背中を洗うと、 「お姉ちゃんの、おっぱい、洗うね。」 そう言ってボディーソープを塗りたくると、あたしの胸に手を伸ばしてきた。 「あ、あん」 京介の手の平が、あたしのおっぱいを弄ってる。 もみもみされてる。指が、乳首も撫でてくる。 「お姉ちゃん、おっぱいモミモミされて、気持ちいいの?」 「なんてこと聞いてくんのよ。このエロ弟!あ、あん」 兄貴に弄られてると思うと、感じて、気持ちよくて、乳首も…凄くいい… 「気持ちいいんだよね。だって、お姉ちゃんがいけないんだよ。 先に俺にエッチなことしてくるんだから、仕返しだよ」 京介はあたしに背後から抱きついてきた。だもんで、京介のおチンチンが、あたしのお尻に当たってくる。 「お姉ちゃん、お姉ちゃん…俺、お姉ちゃんにおチンチン入れたい… お姉ちゃんとエッチしたい」 「待って、お願い」 「でもお姉ちゃん、俺、我慢できないよ!お願い、エッチさせて!」 正直、あたしのアソコも熱く、そしてヌルヌルに蕩けていた。 「じゃあ、一つだけ条件を出すから、それを守って。そしたら、入れていいよ」 「守る守る。で、条件って?」 「今からアンタは、あたしのこと、お姉ちゃんじゃなくて桐乃と呼び捨てにしなさい! 決してお姉ちゃんと呼んじゃダメ! 必ず桐乃と呼び捨てにするの!」 「えっ…それは……」 「簡単でしょ、お姉ちゃんの言うこと聞けば、エッチできるのよ!」 「だって、それじゃあ……」 「それじゃあ、って?」 「だって桐乃と言うんじゃ、妹にエッチしてるみたいで」 「ハア?何言ってんの?あたしは本当の妹じゃ……本当の妹じゃないじゃん! アンタの妹はおばあちゃん家なんでしょ。だからいいジャン…… 桐乃って呼び捨てにしなさいよ!!」 こんなこと言ってるけど、あたしは京介に犯されたかった。だから「桐乃」って呼ばれて、犯されたかった… 「…分かった、じゃあ……桐乃…」 「んん、京介のが、入って、入ってくるう」 京介のおチンチンが、あたしの中にゆっくりゆっくり収まっていく。 「桐乃、気持ちいい、気持ちいいよお」 「あんっ、おくに…ついた…京介のおチンチンが」 京介が腰を揺らしはじめた。 「あはっっ…きょう…すけ…やん、激しすぎるよ…エロすぎるよ、きょうすけっっ」 「桐乃、キモチいい、きりののおマンコが、俺のチンチンをぎゅって… 桐乃のほうが、絶対エロいって」 「そんなこと、あっ、ああっ、だめえ…あああっ…ああん」 ずぼずぼと京介のチンチンが出たり入ったりを繰り返す。 キモチいい、すごくいい。 もうたまらない。こんなによくて、もう、どうしようあたし…… 「桐乃、桐乃っ、もうすぐ出ちゃいそうだよっ」 「いい、いいよ。京介の、精液、あたしの中に、出して、てか、出しなさいよっ」 「出しちゃうよ、本当に出しちゃうからね。くうっ、出る……」 ドビュッ ビュッ…… 「ああっ、京介に、あたし犯されちゃった。京介のおチンチンで、あたしのおマンコが犯されちゃった…」 「…ご、ごめん」 「違うの、謝らなければいけないのはあたしなの。 あたしが誘惑したの。ブラコンなエロエロ妹が、京介を誘惑して 興奮しちゃった京介が我慢できずに仕方なくあたしを犯しちゃったの……」 「桐乃、妊娠しちゃうのかな?」 「妊娠しちゃってもいいかも てか、妊娠させて。だってあたし、京介が好きだもん。好き、大好き……」 「ねえ、桐乃?」 「何、京介?」 「桐乃と、キスしたい。いい?」 「……うん、キスして、京介」 「大好きだよ」 「あたしも」 チュゥッッ 甘ったるいキスに、なんだか頭がクラクラしちゃって……… 「…乃、桐乃」 ぼんやりした意識が徐々にはっきりしていくと、そこにはあたしを覗き込む京介の姿があった。 「…京介??」 そこにいた京介は、今の、高校生の京介だった。 「何だよ、人のことイキナリ名前でよびやがって」 あたしは顔が真っ赤になった。 「なんでもない、なんでもないから!」 「分かったよ。分かったからおとなしく寝とけ。 お前が家の前でうずくまってたのを見た時は慌てたわ」 「そうだったんだ、ゴメン、迷惑かけて」 「ずいぶんしおらしいじゃん。こりゃ明日は雪かな?」 「うっさい、早く出てって!!」 「へいへい」 兄貴は出ていこうとするが、あたしは思わず声をあげてた 「あ、あのね」 「何だよ」 「あ、ありがとう京介、すごく…よかった……」 終わりです
https://w.atwiki.jp/kimo-sisters/pages/1548.html
246 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 04 12.05 ID ZqEP/v7T ────────最近よく眠れない。 連日に渡って記録を更新する、記録的熱帯夜の持続がまた一つ日をまたいでの朝。 「よぅ。起きたか?」 粘るように湿った、不快な熱気の中で目が覚めた。 全身がダルく、意識が重い。 「・・・・・・・・・」 視界を開くと、所々が明るく照らされた室内が映り込む。 じっとりとした静寂を乗せた空気が、差し込んで反射する光に熱を上げ、シミのついた天井が白く塗られていた。 早朝から押しかける陽気に室温がじりじりと上昇し、夏の夜明けを遅れて知らせてくれる。 室内は眩しい程に明るく、部活の朝練やラジオ体操があれば、果たして間に合ったかどうか。 「朝だぜ、アニキ」 起き抜けの意識が醒めるまで数秒、緩く眼球を巡らせるうちに、片腕の異変に気付いた。 隣からの声。 熱のある重さが、鈍く左腕に痺れを置いている。 「お?」 首を左に傾けて、発見。 視線が絡み、合わされた焦点に、呼ばれていた意識と肉体の現実が結びつく。 薄手の布団をどけると、相手は乗せている頬を緩ませてから、何故か笑った。 「起きたか? ・・・・・・寝惚けじゃないな、起きたか。今朝も早起きで助かるぜ」 ボ ク 一人用であり男物の布団を掛けただけのベッドの上。 下ろしていたはずの兄の腕を横にして敷き、 肘の裏に頬を、上腕に手を添え、体をこちらに向けている妹。 目鼻の先にある顔が機嫌よく猫のように笑み、 微かな身じろぎに合わせ、くしゃりとした茶色い短髪が僕の腕を擦る。 笑いながら細められた目は、それでも閉じずに、じぃっとこちらを見詰めていた。 「イスミか」 「おうよ」 呼ばれ、1つ下であり1人だけの妹、衣澄(いすみ)が応じる。 問いでもない僕の声に、律儀かつ涼やかに答(いら)えが返った。 「おはようからおやすみまで暮らしを世話する、揺り籠の時から墓場の先まで永遠の妹。 我が家の長女にして最年少、アニキのイスミこと────────アタシだぜ」 そんなことを言って。 男のように頬を吊り、にっかりと、日向(ひなた)の笑みを妹は浮かべる。 寝巻き代わりに貸してやっている────強奪されてそうなった────男子制服の白シャツが、衣擦れの音を立てた。 遅れて口元に手を運ぶ所作は少女のそれで、 それが羞恥によらない意識と、まだ伸びきらないような腕の細さが、少年の性を匂わせる。 247 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 05 37.77 ID ZqEP/v7T 「ふっふ」 どこかで聞いたようなセリフに続くのは、 反応を見ながらの誇らしげな、悪戯と得意気を噛んだ笑い。 少年染みた稚気が覗くのに嘆息を返せば、妹は手を下ろして破顔した。 花の美しさではなく、この季に咲く向日葵のような、燦燦とした陽気が暑気を払う。 「おはよう」 「うん。実におはようだぜ、アニキ」 言って眩しさに顔を背けると、我が家の二階奥の子供部屋、対岸の壁沿いにもぬけのベッドが鎮座していた。 剥がされた、のではなく内部から蹴り上げられたらしい布団が歪な“へ”の字に凹んでおり、 伸ばされないシワが、持ち主の気質を見る者に訴えている。 「またかい?」 「まただぜ?」 左のイスミではなく逆の右、壁に向けた声の反射に即応の答え。 外見の熱に比べて冷ややかな手指が、痺れたままの僕の腕をぐりぐりと弄った。 文字ではなく何か即席の図形を描こうとして、細部を忘れたか飽きたかですぐに止めてしまう。 離された人差し指は、かと思うと中指を添えて、兄の寝巻きの袖を摘んだ。 「昨日までと同じく、明日からも続く毎日のように。 今日のアタシもアニキの目覚めを助けに来たぜ。さあ褒めてくれ」 こちらが苦しくない程度に、引っ張って催促する。 その声はお遣いを済ませれば駄賃がもらえると疑いなく信じている子供のようで、 ねだるための甘さや媚びはなく、無邪気さの響きに占められていた。 「ヤればデキる子、元気の子。 頑張った妹を褒めるのは兄の義務、褒められるのは妹の権利さ。 アニキは知らないかもしれないが、何を隠そう、アタシは褒められて伸びる妹(タイプ)だ」 「知ってるよ」 「お、そうだったか? 流石アニキだな。へへ」 頬でも掻き始めそうな、仄かな照れに浮ついた声。 「でもさ。じゃあ、ほら」 ごろ、と。 妹が身を転がし、痺れのある腕から重さが消えた。 思わず戻そうとした顔に途中で影が落ち、重さに代わる圧力が心臓に置かれる。 「知ってるんなら、今日もさ。いいだろ? アニキのアタシへの愛は減るもんじゃないし、アタシのアニキへの愛は増えるんだからさ」 見れば。 衣擦れの音も、シャツが引かれて覗きそうになる肩も、その下も気にせず。 僕の胸に左手を添えたイスミが、甘えた視線を落としていた。 マット上の右手と合わせて上体を起こし、 兄の片足を両膝でホールドしながら、微かに息を吹く。 「な?」 上目遣い、ならぬ落とし目遣い。 湿った吐息のかかる距離、僅かに下を向けば微かな膨らみが見える位置。 落ちそうになる瞳を持ち上げるのは────────兄か男か、きっと『何か』の意地だろう。 248 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 07 25.53 ID ZqEP/v7T 「・・・・・・・・・増えるんだ?」 呑んだ息を肺に詰め、誤魔化しと、間を稼ぐために問えば。 「増えるぜ?」 迷いのない返答に戸惑う。 どうしたものか首を巡らそうとして、 胸に置かれていた妹の片手が外され、かと思うと倍になって枕ごと押さえられた。 「じーらーすーなーよーーー」 掴んだ枕を左右に振る、悶えるような揺れながらの抗議。 ゆらゆらと言うよりはミキサーのように頭ごと視界が振られ、股下に置かれた妹の片膝が股間に擦れる。 流石に限界だった。 「わかった、わかったから」 「ほんとかぁ?」 答えようとして、問答を重ねればまた焦れかねないと思い、口の動きを手に替えて伝える。 「へへっ」 期待の視線を落とす瞳に指先を伸ばし、ほんの少し、頬を撫でてから横へ。 くしゃくしゃした茶染めの短髪に、手櫛を挿して掻き混ぜてやる。 突風の中で乾燥させたような波形の髪を持つ妹だが、 見た目に反して枝毛なんかが絡むこともなく、指先は抵抗を受けずに頭皮を撫でた。 「んぅー」 いつもの様に髪を擽ってやり、 いつもの通り頭を掻いてやる。 愛撫というにはやり方が荒く、ぞんざいと言うには印象が弱い、じゃらす程度の手遊びだけど。 「イスミ。今日もありがとう。・・・・・・こんなところでいいかい?」 それを受け、要請した形で褒められる妹はと言えば。 「はっはー」 許可を待つために添えられたままの兄の手を取り、何故だか、挑戦的に笑うのだった。 「アニキはシャイだけど、最終的には素直だな。そういう所は大好きだぜ」 ちなみに。 妹から僕への人物評のボキャブラリーは、『好き』と『大好き』と『好き好き大好き超大好き』しかない。 1人の人間として当たり前に存在する兄の短所には、本人曰く『嫌よ嫌いも好きのうち』、だとか。 「・・・・・・・・・」 朝から思春期同士の兄の布団に入ってきたり。 わざわざ兄に褒めてとねだったり。 キス寸前の距離で平然と会話を続けたり。 ■■■したり。 思うに家の妹は、きっとどこか────────とても危ない。 そう思考を重ねると、昨日までと明日からのように、今日も。 ようやく枕元で、遅れた目覚ましが跳ね起きた。 249 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 09 26.77 ID ZqEP/v7T おおよそ休日のみを例外とする以上の様な遣り取りに関して言えば、 元々から僕は朝が弱いので、早寝早起き体育会系の妹に兄起こしの指令が両親より下されたことに始まる。 とは言え、我が父母からして週5日勤務体制をかれこれ数年に渡って妹に継続させるつもりはなかったはずで、 だとすればそれはむしろ妹が望んでやっていることだし、起こされる僕としてもそうだろうと思うが、 そういった点から考えれば、ある意味においては妹の異常っぷりが理解し易いだろう。 家の妹は鳶が鷹を産む、 いやむしろ寄生したエイリアンが腹をぶち抜いて産声を上げたかのようなパワフルさを持つ人間だが、 同時に兄から送る人物評としては、パワフル以上に『誠実』なのがこの妹だった。 思春期にもなって反抗期に突入する風もなく、趣味は運動、主食はお米、 (頭脳以外は)成績優秀天真爛漫。 そんな、画に描いた餅の世界にいるヒーローのような女傑が。 ひどく真っ直ぐな反面、兄としては見ていていつも危なっかしい。 ・・・・・・・・・危なっかしいだけで、実際に危ない目に遭っている場面はお目にかかったことがないけれど。 何せ少女に少年を足したような容姿と性格のくせに、 馬力だけはそこらの少年(のごっこ遊び)ヒーローの10倍はあるやつだ。 僕が初等部の中学年に上がる頃には低学年の妹の方が喧嘩が強かったし、 そんな時分に言いつけられた、 『イスミちゃんは強い子だからね。 イジメられてる時には、イスミちゃんがお兄ちゃんを助けるのよ?』 という言葉に対し、 『わかった! やつざきにする!』 と真っ先に兄のプライドを破り裂いてくれた存在でもある。 故にこの場合、実力の問題ではなく、 そう言い付けられれば仮に人並みの腕力しかなくとも命令に従っただろう実行力を僕が確信できることと、 そのような言いつけ類を未だに守っている妹の精神性をこそ、異様とすべきだった。 家の妹の特徴、『兄が好き』。 妹が両親から指令を受けたのも、それを継続しているのも、おそらくはそのため。 その一、とかナンバリングをして順序立てるまでもなく。 僕から見た妹の異常性は全て────────この点に集約される。 夏の最中、眩しい朝日に熱を上げていく通学路を兄妹で歩く。 「ふー。食った食った」 学生鞄を持った右手を肘から上げ、手首から先を反らし、 まるで不良がするような持ち方で今日の教材を肩と背中に乗せた妹が、左手でお腹を叩きながら前を行く。 「本当に。毎朝毎晩、よく食べるね」 今朝の食事はサラダに味噌汁、目玉焼き、ウィンナー、 白米を一膳と和洋折衷の一食分を済ませてから牛乳を飲み、更には焼いたトーストをバターで二枚。 いつもと変わらない健啖さも慣れたもので、兄としては妹へ思うところもあるけど、 その子供らしい食欲は家族として見ていて微笑ましく、声をかけるにも喜色が浮かぶ。 250 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 11 40.25 ID ZqEP/v7T 「成長期だからなっ。 アタシはまだまだ育つぜー? 超育つぜー?」 かけられた声に、ぱっとイスミが振り返る。 ステップを踏むような軽快な動きに遅れ、履いたスカートの裾がふわりと広がって落ちた。 にしっ、と、また性に似合わない、 だけど妹の顔には馴染んだ笑みを浮かべてから、どうしてか楽しそうに口を開く。 「その時はアニキに揉ませてやるよ。むしろ揉んでくれ」 「ぶっ!?」 噴き出す。 家の妹は少女だけど少年のようで、そして少年そのままに性に関して遠慮がない。 性別はきちんと女の子でありながら、そんな自分を、まるで男同士のノリで出してくる。 「止めなさい。 イスミもいい歳なんだから、そういう言動にはいい加減に気をつけないと」 「お? 何だ何だ、アニキも『そういうことは好きな人と』っていうクチか?」 「それは・・・・・・そういうことを話したりしたりするならね。 年頃なのは分かるから興味を持つのは止めないし、何かあれば相談にも乗るよ。 こんな兄で力になれるならだけど」 「ふーん。アニキは寛大だな。かーちゃんなんかは最近うるせーのに」 それは年頃の娘がこんな言動してたら当然だと思う。 お前は知らないだろうけど、母さん、 お前のいない所じゃ途方に暮れて父さんとお前が嫁ぐ時のこと相談してるからな。 ────────正確には嫁に行くんじゃなくて婿を迎えることで一致してるけど。 「流石はアタシ、今日もアニキに愛されてるぜ」 親の心子知らず。 繰り返すが、親の心子知らず。大丈夫、僕も味方だよ母さん。 「けどな」 「ん?」 炎天下に鈍く、ドサリと鞄の落ちる音。 不意に。 するりと近寄ったイスミが開いた両手を伸ばし、こちらの頭を抱き寄せようとして。 「んー」 座りが悪かったのか身長差が辛かったのか。 一旦手を離し、そして何事もなかったかのように抱きついてきた。 動作自体が一瞬で抵抗できず、 しかも気付いた時には脇や横腹ではなく僕の両腕ごと体をガッチリとホールドされ、 乙女らしからぬ力で兄の抵抗ごと封殺している。 と言うよりも、腕力ではなく関節を極めるように、力を入れる場所に密着されて解(ほど)けない。 分かってはいたけど流石イスミ、恐るべし妹ホールドだ。 「アニキがアタシの力になれないなんて・・・・・・なってないことなんてないさ。 アタシはアニキがいれば100人力だし、アニキのためなら100万馬力だ」 「それはまた凄い力学が働いているね」 「代わりに、アニキがいないと力が出ないけどな! 愛と勇気が友達で、アニキだけがアタシの愛する人なんだぜ?」 妹が笑う。 屈託なく、迷いなく、朗らかに。 それはこの夏の太陽のように眩しく、何より嘘がない笑顔だった。 251 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 14 50.23 ID ZqEP/v7T 「だからこの胸だって、どうせならアニキに育てて欲しいのさ」 嘘のない笑顔で────────ホールドを解いた妹は、 こちらの鞄を持ってない方の手を取り、自分の胸に当てる。 「ちょっ」 慌てて離れようとするが、離れる以前に手を放すことさえできない。 おまけに、飛び退こうとした足先もいつの間にか妹の靴に踏まれ、離脱を封じられていた。 どこの漫画だ。 「いっしっし。アニキは純情だな」 ニヤニヤと悪ガキを思わせる表情で、 ぐいぐいと兄の手を己の胸に運んで押し付ける妹。 まだ薄く、押すとすぐに硬さに触れる部分が、それでもほんの少しの柔らかさを伝えてくる。 ついでに言えば、胸骨ではない固さの突起物が2つ、兄の手に触れた。 「それと。 アタシを呼ぶんなら『お前』じゃなくて『イスミ』、な」 何とか引き剥がそうと息んだり踏ん張ったりする兄の奮闘を流し、涼やかに告げる妹。 見上げてくる瞳、いつも嘘のない表情の顔がほんの少しだけ冷めてから、再びぱっと華やぐ。 「アタシはいい子だけど思春期だからな。 ちゃんと名前を呼んで可愛がってくれないと、 グレてアニキにだって噛み付いちゃうんだぜ?」 「ペットかい!」 「アニキが望むならにゃ。にゃははー」 あと噛み付くのは犬なんだから泣き声は統一しなさい! 「それよりも、いい加減に放さないと・・・・・・!」 「おお、そうだった────────ほい」 「うわっとっとっと!?」 奮闘の甲斐あって────そう思いたい────ようやく自由になるマイハンド。 しかしいきなり開放されたのは込めていた力も同じで、 勢い余って背後に倒れようとするのを渾身の力で踏ん張り、 何とかブリッジをやろうとして途中で急制止したような姿勢で留まる。 背中、いやむしろ腰が痛い。 「お前なあ!」 「あー、また言った。ちゃんと呼んでくれないとリテイクでもう一回だぜ? アタシは構わないけどな。さあ、何度でもアタシの胸を揉むがいいぜアニキ!」 「む」 覆せない力関係を再現される可能性と、妹の無駄な熱血のおかげで頭が冷えた。 替わって炎天下の運動で噴き始めた汗に視界が滲むが、この際、 通行人が痛々しい視線を投げてくる姿もぼかしてくれるのでよしとしよう。 「・・・・・・イスミ」 「なんだぜ?」 冷静になるべく天を仰ぎ、溜息を吐く前に瞳を熱線に焼かれて顔を戻す。 お天道様が見てる、と昔の人は言ったが本当なら恥ずかしさで悶死しそうだった。 252 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 18 32.12 ID ZqEP/v7T 「理由はなんでもいいから、さっきみたいな言動と、 特に他人に胸を触らせるような真似は控えなさい。分かったね?」 「了解であります!」 元気良く、挙手式の敬礼で応える妹。 「けどアニキから求められたらいいよな?」 拳骨を振り下ろす。 「分かったね?」 「むー」 頭を殴られて痛い、と言わない辺りが妹の強度証明だった。 「分かったね?」 「あーもうっ、分かった分かった。分かってるって。 YESシスター、NOタッチ。触らせません初夜までは。それでいいんだろ?」 「・・・・・・はぁ」 全く分かっている気がしなかった。 「本当に駄目だからね?」 「大丈夫だよ。もうしないって。 アニキに怒られるのが、アタシには一番恐いんだからな」 何故か晴れやかな顔で自信満々に言って背を向ける妹。 落とした鞄を拾った二歩目にはふんふんと機嫌よく鼻を鳴らし始める。 兄としては。 妹の口にしたそれが真実、理由になることこそが、むしろ一番恐かった。 まだ明るい夕方、放課後の空気と校舎を背に、帰宅する学生の群れに混じる。 「お疲れ、アニキ」 校門を出たところで、妹から自然に声がかかった。 もたれかかっていた壁から背を離し、兄の隣へと歩み寄る。 「相変わらず早いね。・・・・・・待たなくていいのに」 「アタシが待ちたいだけだから、アニキは気にしなくていいんだぜ?」 夏の夕刻は日没にまだ遠く、十分に強い日差しの中、妹は朝と変わらない眩しさで笑みを浮かべた。 妹と僕とでは、通う場所の経営は共通でも学び舎が違う。 妹は三年、僕は一年。ただし、教育課程における中高の等級が別だった。 そのせいか、いや、それなのに、 放課後の訪れが早い妹が兄を待ってから帰る構図が、すっかり日常になっている。 「じゃあ、帰ろうか」 「おう!」 帰り路を、兄妹2人で歩いて行く。 「それにしても暑いね」 「まったくだぜ」 253 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 21 31.57 ID ZqEP/v7T 朝早くに昇った太陽は、まだしばらく地平線に触れる気配もない。 それでも傾いた角度のせいで光が顔によく当たり、 学び舎の熱気から開放された頬に額に、早くも汗が滲み始めた。 一方で同意した妹の見た目は涼やかなもので、 やれやれとでも言いた気な語調にも、疲労や倦怠の重さはない。 この快活で活発な妹も汗をかく程度には普通の人間だけれども、 体力の違いか体質かそれとも気力なのか、 同じ汗に塗れても、不思議とさっぱりした印象を損なわない存在だった。 「熱帯夜も続くしね」 「だな。寝苦しくてかなわねえ」 夏場に入ってからというものここ数年の猛暑は依然として継続しており、昨夜も気温は高く、 エコ、節電と共に健康や夏風邪対策を利用とした冷房の温度制限を設けられた兄妹部屋では、 連日の真夏い睡眠時間が続いている。 兄妹の寝起きは同じ部屋であるかして、上げる不満も共通だ。 どれだけの熱帯夜に見舞われても妹の元気は変わらない、という違いはあるけれど。 この季節の深夜に毎日起き出して体調を損なわない頑丈さが、妹の個性の一つである。 ────────寝苦しさで言うなら僕の方は暑さによるものではないし、 今時にひどい寝汗をかかずに済んでいるからまだマシ、という見方もあるが。 「・・・・・・う」 嫌な記憶を思い出して背筋が震える。 妹の視線が前を向いていたおかげで、見咎められないのが幸いだった。 「今日はどうだった? 授業とか、休み時間とか」 勘の働く妹に察知されるのも困るので、自分から意識と空気を変えて話題を出す。 別に誤魔化しただけでもなく、実際に気になることでもあった。 「んー? 別に。普通だぜ?」 「普通って。前に聞いた時もそうだったじゃないか。おま・・・・・・っ、イスミも学生なんだから、 授業のこととか友達のこととか、それなりに話すこともあるだろう?」 「いやー、アニキに話すほどのことなんてないぜ? マジでマジで。時間の無駄だし」 これである。 母親ならずとも、性意識に関してでなくても、家の妹の心配なところだった。 妹は語らない。 兄と、自分以外のことを。 精々の例外は家族である両親のことくらいで、不思議と妹が口にするのは兄と、自分のことだけだ。 本当に不思議なくらいに。 妹は、『他人』を語らない。 興味がないというよりも。 生きていれば嫌でも目に付く存在を、そうしようと意識もせず無視するそれは、 まるで最初からそれに価値がないと思っているかのようだった。 兄より一つ年下の、一つ下の教育課程で、妹はどんな日々を過ごしているのか。 傍にいない今、過去からの距離は遠くて、思い出してもあやふやな像しか描けない。 半年ほど前までは、僕も確かにそこに居たのに。 だが思い返してみても、当時から妹との会話に変化がない事実に、今になってぞっとすることがある。 普通に考えて、学生なんて同性の友人と放課後を共にしたり、兄や姉のことなんて煩わしく思って当然なのに。 254 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 24 36.26 ID ZqEP/v7T 「そんなに気になるか? アニキが。アタシの授業態度とか交友関係とか」 「妹のことだからね。兄としては当然だよ」 「ふーん?」 ボリボリと。 年齢に似合わない頭の掻き方をした妹が僕を見上げ、 何かを探ろうとするでもなく、本当にただ見詰めてから破顔した。 「気になるんだ。へー、ふーん。 アニキってばアタシのことが気になるんだ。へへっ」 「ごめん。今どうしてそんな反応をされるのかの方が気になってる」 「何でもないぜ?」 向けられたニッコニコとした笑顔には、思いっきり『何でもある』と書いてあった。 たまに、この妹は喋らせるより顔を見た方が早い。 「まあでも、他ならぬアニキに気になると言われちゃ仕方がないなっ。 アニキに隠し事なんてするつもりないし、アタシにはアニキに見られて恥ずかしいところなんてない! よしアニキ、何でも聞いてくれ。ちなみにアタシは処女だ」 「し────────いや、聞いてないから」 何を思ったか途端にテンションを上げて寄ってくる妹。 兄の横に並んで分かりやすくぶんぶんと手を振って大仰に歩く。 『知っている』と、そう言いかけたのを知られずに済んだのだけがよかった。 「で? 何が聞きたいんだ? アニキのためなら何でも言うし、 秘密の話だったらこのアタシ、閻魔様に舌抜かれようと喋らないぜ?」 「いや、そこまでしなくていいけれど」 この妹、少なくとも僕の前で口にすることは大体本気だから怖い。 一々、好意と覚悟が壮絶に過ぎる。 あと閻魔様は嘘を吐いた時にそうするはずだから、 沈黙を貫きたい相手にそういう拷問をするわけじゃないぞ? 妹よ、人間は舌がなきゃ喋れないんだ。 「そうか・・・・・・アタシも、舌がなくなるのはちょっと困るからな。 あんまり重大な秘密でないなら助かる。で、アニキはアタシの何を聞きたいんだ?」 「ん? ・・・・・・ああ」 なんのかんので、気がつけばいつの間にか妹に喋らせるのではなく、 こちらが何を聞きたいのかという目的を晒す流れだった。 妹の普段の級友との遣り取りなんかが知れればそれでよかったのだけど。 考えてやってるのでも天然でこうなるのでも、どちらにせよ恐ろしい妹である。 「そうだね。特にこれ、と決まって聞きたいことがあったわけじゃないんだけれど。 それじゃあ、イスミもいい歳だし、女の子なんだし、クラスのことも含めて恋愛事なんかは?」 「興味ねー」 即答で一刀両断だった。 「え? なに? アニキそんなこと聞きたいのか?」 げんなりした顔で落とされる両肩。 歩幅が一気に短くなり、目に見えてテンションが下がっていく。 ある意味では態度から表情から、生粋の正直者だった。 255 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 27 10.41 ID ZqEP/v7T 「あー、でも『アタシの恋愛』が気になるのか・・・・・・? ふむ? うんうん。どうしてアニキが?」 「思春期じゃ一番多くて大切な話題だし。繰り返すけど、妹のことだからね」 下落したテンションを何とか回復させて質問を飛ばしてくる妹。 思えば兄妹でするにはデリケートな質問だった。 それにしたって、本気であんな反応をされるとは思っていなかったけど。 「なんだ。そういうことか・・・・・・・」 そしてまた落ち込む妹。 ただしさっきより復活が早く、すぐに上げた顔を向けてきた。 「うーん。けど本当に何もないぜ? イケメンがどうとか、やっぱり付き合ったり人を好きになったりしないといけねーとか、 アタシそういうのに興味なんてねーし」 「だろうね・・・・・・」 聞いておいて同意できる自分が恨めしい。 「? 変なアニキだな。へへ」 首を傾げて笑う妹。 敗北を喫した兄の顔を、そんな愉快な表情で見ないで欲しい。 何がおかしいのか、機嫌と歩調を取り戻した妹は僕の隣から前えと行き、 ふと立ち止まると夕暮れには明るい太陽を背に、ぱっと振り向いて微笑んだ。 「────────でも」 それから、兄の顔を見ながら後ろ向きに歩き出して。 「アニキがアタシのことを心配? してくれるのは嬉しいけどさ」 手を後ろに回し、腰を曲げ、普段より見上げる姿勢を取って。 やはり夏のような向日葵のような、曇りない爽やかな笑顔を満面に浮かべた。 「アタシはアニキの世話で忙しいからな。 ううん、それで忙しくしていたいのさ」 真夏の帰り道。 その姿はしっかりと照らされ、陽炎もなく確かで。 「だからアタシが興味あるのは、アニキのことだけだよ。 これからも、生まれてから死ぬまでずーっとな」 そんな、年頃の女子にはあるまじきことを言って。 嘘もなく、妹は笑っていた。 そんな妹の、変わらない、似たようなフレーズで繰り返してきた告白を受けて、僕は。 ああ、やっぱり。 我が家の妹は、真っ当な思春期の中にいないと。 そんなことを、思う。 256 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 31 29.89 ID ZqEP/v7T そして────────夏の夜が来る。 帰宅して、時間を潰して、妹も手伝った夕飯を家族で囲んで、食べ終えたらまた時間を潰して。 合間に家族や妹との会話を挟みながらそんなルーチンを済ませた僕は、 明日は少し早いらしい両親の後、妹より先の順番で浴室にいた。 「・・・・・・」 夏の夜の、こもったような空気の中、シャワーの立てる水音が耳を叩く。 低い天井から投げられる光と、ツルリとした壁に囲まれた視界に、辺りを曇らす湯気はない。 風呂上りにはできるだけ汗を掻かずに済むよう、夏は水風呂に近い温さで浴びることにしていた。 「・・・・・・・・・」 ざっと頭髪を濡らし、シャンプーを塗りこんで頭皮を揉み、泡立て、一日分のケアをしてから十分にすすいで。 一旦シャワーを止め、自分の髪から体から零れ落ちる水滴を見詰める。 軽く頭を振ると、壁に叩きつけられた雫が弾けた。 一呼吸置いてから軽く顔を洗い、何となくさっぱりしたところでまたぬるま湯を止める。 世間では、風呂に入った時にどこから洗うかは色々とパターンがあるらしいが。 僕は(多分)オーソドックスに上から順に済ませる方だった。 ただ、もしも人と違う所があるとするなら。頭、顔ときて最後に。 体を洗う時だと思う。 「────────」 幾つか分けて置かれた石鹸の中から一つを取り、 表皮、正確には垢などを擦るためのネットに入ったそれを手の中で揉み、泡立てて肌に当てる。 ごしごしと。ごしごしと。 利き腕の右で握った石鹸を左腕に当て、肘から肩、手首の間を走らせて更に白い気泡を立てながら、 十分と思ったら肘やその裏、次に手首から先の手に。 引いては押して。 手相などの元になる~線、少しでも汚れの落ちにくい溝になりそうな部分を丹念に擦りたてながら、 指の先、爪の間までを意識して磨き上げる。 左腕が終わったら、石鹸を持ち替えて右腕に。 それが済めば位置を首に上げ、順番に下へと作業場所を落としていく。 首筋を赤くならない程度に擦り上げ、両肩を往復し、 自分ではそう生えていないと思う両脇をしっかりと立てた泡で包み、 体の前面は勿論、背中の方も交互に両手を伸ばして擦っていく。 最低でも、同じ場所を10回は擦るようにして。 「・・・・・・・・・」 他の場所の垢を十分に擦り、必死に立てた泡で一杯に包んで。 残された部分、自分の男性器と周辺を見下ろして手が止まる。 「どうなんだろう」 257 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 34 31.02 ID ZqEP/v7T これが大きいのか小さいのか、形状が普通なのか、自分ではよく分からない。 無修正のAVなんかを見るほどネットにはハマってないし、 これから機会はあるだろうけど高校に上がって今まで、誰かと見せ合ったこともなかった。 男性の魅力か、それに直結する要素の一つではあるらしいけれど。 正直、よく分からなかった。 「・・・・・・」 それでも、洗う。 丹念に、入念に、丁寧に注意深く。 刺激よりも、ただ清潔にすることだけを考えて。 洗って。 洗って、洗って、洗って、洗って、洗って。 洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、洗って、 洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って洗って────────流して。 もう一度、頭から水のようなお湯を被って、 汚れも泡も何もかもすっかり流されるだけの時間を置いてから、シャワーを止めて全身を見ていく。 一頻(しき)り確認をして、当たり前だが目立った汚れや洗い残しがないことを実感してから、 ようやく人心地がつけた。 「ふぅ・・・・・・はあ」 心なしか酸素の薄く感じられる空気で何度か呼吸をし、握り締めていた石鹸を戻して────────傍にあるスポンジを手に取る。 さっきまでの石鹸とネットのように強烈に垢を落とすのではなく、もっと細やかに柔らかく、肌の汚れを取る物。 掌より大きく厚いそれをぎゅっと握り、シャワーをかけて汚れを取りながら湯に馴染ませていく。 十分に水分を含んだところで軽く絞り、 シャンプーやリンス類のボトル置き場から自分用のボディソープを出して塗り掛け、 奥まで吸ったタイミングで揉み込む。 すぐに泡が立ち始めたので、柔らかな面を肌へ当てた。 そうして、後は先程までの動作をもう一度、今度はゆっくりと優しく繰り返す。 腕を洗う。肘を洗う。手首を洗う。掌を洗う。手の甲を洗う。指を洗う。指先を洗う。爪を洗う。 首を洗う。肩を洗う。鎖骨を洗う。脇を洗う。背中を洗う。胸を洗う。腹を洗う。 尻を脚を、太腿を膝を、脛を脹脛を踝を足を、踵を指を爪を爪先を────────性器を洗う。 スポンジで擦るだけではなく、時には手にボディソープを乗せて、 広げた液を伸ばして馴染ませ、皮膚に直に塗りこんで。 僕は僕の肢体を洗う。 洗浄というよりも、儀式のように。 連日の猛暑と熱帯夜。 猛暑日なんて言葉が流行り、そして定着した夏という季節。 中でも昨年のそれから、僕のこの時期の入浴は長くなった。 原因は、ちゃんと綺麗にしておかないと熱帯夜では寝汗やそれによる臭いが気になるから。 家族にはそう説明しているし、嘘は、言っていない。 ただ、何でそれが気になるのかという、原因の原因を話してないだけで。 男子でも年頃の子にはそういうこともあると、理解されていた。 少なくとも両親────────妹以外には。 258 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 37 50.61 ID ZqEP/v7T 「アニキー」 「!?」 急に、風呂場の外の扉が開く音がして。 妹が────────イスミが、水滴に濡れた扉一枚の向こうに、立っていた。 「どうした?」 当然ながら、浴室の扉は内外を見通せる作りにはなっていない。 だから、びくりと跳ねた僕の背中は見られてないはずで。 平静に努めて、なんとか普段の声で応じられた、と思う。 「いつもよりちょっと長い気がしたから見に来たんだぜ。のぼせたりしてないか?」 「大丈夫だよ。もう洗い終わって上がるところ。待たせた?」 必要がないので、風呂場の向こうの明かりは消えている。 水滴をつけた扉の曇りの先、ぼやけた明かりを受けた影が、ゆらゆらと揺れて首を振った。 「ん。別にアニキの好きに入ってくれていいけど、 アナシも『アニキの後に』早く入りたいからさ。そんだけ」 「悪いね。今出る」 「了解。けど相変わらずアニキは綺麗好きだな」 「・・・・・・ただでさえ朝も夜も暑いし、汗臭いのは嫌だからね」 「アタシはアニキのだったら『汗臭いのも好き』だぜ?」 「僕が気にするんだよ。・・・・・・ん、終わった」 最後にシャワーをさっと浴びて洗浄を終えた。 反転すると、妹が出て行く気配。 扉────正確には二つ折りになる戸────を引き、脱衣所のスペースに出てタオルを手に取る。 (・・・・・・) ちらりと、横にある洗濯籠に目を落として。 風呂場から漏れる薄明かりに照らされた中身の一番上、入る時に脱いだ僕の上着。 そこに何の変化もないことに、今日も安堵する。 そうして夏の夜が深まる。 静寂(しじま)の中で、熱と闇を上げながら。 259 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 41 46.80 ID ZqEP/v7T ぴちゃぴちゃと、音がする。 真夜中の、とうに就寝の時間を迎えた部屋の中。 輝いた陽が熱だけを残して夜に呑まれた、 何処(どこ)をも見えない暗闇に、深夜にあるはずの静寂を破って水音が響く。 シャワーや雨のそれとは違い、小さくゆっくりとした、そして粘着質な液体の混ぜ音。 今日も夕方のニュースキャスターが声高に伝えた、記録的猛暑と熱帯夜の記録に入れられるだろう夏の晩。 夢幻に置いた意識を焙るような熱が、全身を舐めしゃぶる。 粘っこく、偏執的なまでに隙間なく僕を味わう人の舌。 真夏の夜気を思わせるこもった熱を吐き、はふはふと興奮で切れる呼気を漏らす唇から伸びた器官が、肢体を浚う。 つう、と糸を引いた唾液がまた一つ、僕に落ちて広がった。 「ああ、アニキ・・・・・・」 大きく服を乱された体の上から、熱情に焼けた声が落ちてくる。 やがて妹の手によって晒された肌の上に吐息が吹かれ、強く唇の感触が皮膚を這う。 吸い取るように唇がすぼめられて引っ張られると、次いで押し出された舌が兄の上を嘗め回した。 突くように触れさせた舌先を押し広げて回転させると一旦引き、口内に溜めた唾液をまぶして滴らせる。 「寝汗。取らないとな」 余った唾を啜り込む音が響くと、暗い声が静かに部屋の中を這った。 「暑いって、寝汗がひどいって言ってたし。 汗・・・かいたままだと、体に悪いからな。風邪引いたら、困るし。 アニキも困るよな?」 ごしごしと、腕で口を擦ってから呟きを漏らす。 言い終えた唇は、合わさると再び兄の上に戻った。 おそらくはまだ伸びきっていない手指が胸に添わされ、脚がこちらのものへと絡み合わされる。 「それで看病するのも、アタシは嫌じゃないけど。へへ」 兄の体に寄り添った妹が、ふぅふぅと荒い息吹を吹きかけてくる。 くすぐったさを押さえ込み、心臓と呼吸を落ち着かせるのが難しい。 「アニキのため」 「アニキのため」 先に垂らしていた唾液に、また舌が触れた。 舐めるようにして塗り広げ、その上からもう一度舌を乗せて、汚れを取るかのように擦っていく。 徐々に、下へ下へと向かいながら。 「・・・・・・んんっ」 時折、体越しに妹の震えが伝わり、 舌を出す口ではなく、股間の方からも粘った音が聞こえる。 「起きたら汗に濡れてないように。アニキが気持ちよく起きられるように」 薄い寝巻きの上をたくし上げられ、腰からはずり下ろされて。 普通ならどれだけ深く寝ていても起きるだろう、長く執拗な愛撫が続く。 (まだ終わらない、か) 心中で溜息が漏れた。 どうやら、今日も寝苦しい夜になりそうだ。 260 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 45 52.74 ID ZqEP/v7T 切欠は、幾つか前の夏。 続く猛暑による熱帯の夜に襲われるあまり、 ふと『寝汗がひどい。寝苦しくて困る』と、妹の前で漏らしたことによる。 それを聞いた妹は────────イスミは、自分もそうだと同意した後に、 『何とかしようか?』と尋ねてきて。 『出来るなら』、と。まだ妹の異常を完全には把握していなかった、兄の油断が始まりだった。 それから、不思議と寝覚めの悪い、けれど途中で醒めることもないない眠りが続いて。 どんなに暑い夜も、何故か起きた時にはひどい寝汗をかくことがなかった。 それで一つ二つの夏が過ぎ、『盛られ続けた睡眠薬』に慣れと抵抗が出来て、 夜毎の悪夢、妹のしていることに気付けるようになったのが、ようやく去年のこと。 夏の間は毎日毎日、兄の布団に潜り込み、寝具と寝巻きを剥いで、晒した肌を舐めしゃぶる。 唾液を塗布し、舌を出して、緩慢にじっくりと、時間をかけて隅々まで。 垢を舐めるという妖怪のように、兄の身に浮かんだ汗を丹念に舌先で掬い取って。 味わい、飲み込み、熱された吐息を吹いて恍惚に酔う。 最初の覚醒が、薬の効果の抜けきらない金縛りに似た状態でなかったら、 気付いた時の反射的な反応だけで全ては────────少なくとも僕と妹の間の何かは、終わっていただろう。 それくらい、訳が分からなかった。 「頼まれたからな」 こんな呟きを聞かなければ。 「アニキに頼まれたんだから・・・・・・アニキのことを頼まれたんだから、ちゃんとやらないとな」 家の妹に、悪意はない。 兄のことを好きすぎるのも、『他人』に興味がないのも、きっと妹には自然で、意識さえ働かない行為なのだ。 だからきっと、これも同じ。 兄に頼まれたからやる。兄のために。それだけのために。 方法を指定されなかったから、最大限自分にとっても好いようにしているだけで。 そこに悪意はない。 あるのはただ、どうしてこの方法を選んだかの、行為の理由があるだけで。 好意という。 ただそれだけで。それほどの。 「好きだぜ、アニキ」 かふ、と。 熱中のあまりの酸欠を思わせる喘ぎを経て、妹が告げる。 「好きだよ。好きだ。 言えないけど────────アタシは、アニキのことが好き」 夜の告白を、妹は朝には続けない。 何故ならこれは告白ではなく、誰にも聞かせてはいない独白で、 僕が起きているなど、妹は思っていなかった。 「結婚とか、色々とできないけど。 それでも・・・・・・好き」 以前、聞かれたことがある。 『眠っている途中で目が覚めたりしてないか?』と。 妹としても、最初こそ切羽詰った上での暴走だったのかもしれないが、 後で冷静になって流石にマズイと思ったのだろう。 それは、そんなに張り詰めてしまうまで想いをひた隠しにしてきたということでもあるが。 普通は、死にかけてでもいない限り、毎夜こんなことをされていれば幾らなんでも起きるから。 何をどう調達して使ったのかは知らないが、 妹の盛った薬にも耐性のつくことが記してあったか、自分で調べでもしたのかもしれない。 261 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 49 33.04 ID ZqEP/v7T いずれにせよ、妹も不安ではあったようで。 しかし。 その内心も、僕が一言、『そんなことはない』と否定して、それで終わるものだった。 「はっ・・・・・・はっ・・・・・・」 それ用の訓練でも受けた人間相手でもなければ狸寝入りをしたところで、 これだけ触れた上で色々とすれば反応で起きているかは分かる。 反射を抑えるなんて特殊な行為は、僕にはできない。 まして妹は腹芸の出来る性格でもなく、互いに化かし合いをしているのでもなければ、 とうに僕が起きていることに気付いていておかしくない。 なのに気付かない理由は一つ。 僕がそう言ったからだ。 「ああ。アニキの味がする」 つうっ、と。 右腕に触れた舌先が、手首までを滑った。 それから半端に開かれた掌で何度も何度も円を描き、 裏に回って手の甲に乗ると、れろれろとあちこちを走る。 それが終わると今度は先端へと駆け、中央に寄っている指を三本まとめて咥えてから、ゆっくりと吸い立てた。 「汗と、匂い。あんまりしないのが勿体ないな・・・・・・」 唾液を満たした口内でしばらく含み、浸るほどに湿ってから舌に乗せる。 中指から人差し指、最後に薬指という順番で舌先を走らせてから絡ませ、 汚れをこそぎ落とそうと慎重に引いていった。 時折、単にそうしたいのか甘噛みを含ませてから、ようやく解放。 後ろ手に持っていたタオルで余分を拭いて、すぐに小指、親指へと移った。 「アニキ。変に長く風呂に入るようになっちゃったし。体も、すげーよく洗ってるよな」 ちょうど右手が終わったところで。不意に、ぴたりと動きを止めて。 「気付かれてるのかな・・・・・・?」 闇の中で影としか見えない首を傾げ、そしてはっきりと横に振った。 「んなわけないか。起きてないって、アニキが言ったんだし」 そして先程をなぞるように左腕に舌を伸ばし、左手へ。 疑問は完全に処理したとばかりに、作業へ没頭する。 (本当に。怖いくらいだ) それだけのことで、妹の中の問答は終わっていた。 兄がそう言ったから、事実が違うはずはない。 疑念を挟む余地すらなく、不安も悩みも、もしもの可能性すらも、それで全てが終わっている。 正直、どうしてこうまで妹に好かれているのか、理由の分からない好意は恐ろしい。 だけど。 同じく理由の分からない信頼を『家族』から受けて、妹の行為を両親に話したり、 あるいは本人に問いただすことが、僕にはどうしてもできなかった。 妹の口にしたセリフ自体、単なる独り言で、こちらの反応をうかがっているのでもない。 262 名前:妹朝妹晩 ◆lnx8.6adM2 [sage] 投稿日:2012/06/29(金) 00 52 32.42 ID ZqEP/v7T おまけに。 「本当は起きてるなら、起きてるけどアタシには嘘を言った方が、 アニキには都合がいいってことだしな。 許してくれているなら、嬉しいけれど。 何か理由があって、アニキにはその方がいいなら、別にいいさ」 疑わないだけでなく、疑わずに騙されていてもいいとまであっては。 妹の、兄に対するには行き過ぎた行為も、 ほんの少し僕が耐えれば害にはならないと、信じるしかなかった。 妹の行動自体、『兄に頼まれて』初めてしたことで、今のところは夏に限定される。 機会さえあればすぐにでもこうしたい衝動を、妹は今までずっと抱えて、抑え込んできたはずで。 「アタシはアニキのことが好きだから。 アニキがいいなら、それでいいんだ。アタシはアニキの妹だからなっ」 誰にともなく主張して、妹は続ける。 ごそごそと。 ベッドのスプリングを軋ませる移動は、少し下がったところで止まって。 「射精(だ)したら、流石に汚れちまうもんな。 射精す時は、お嫁さんにするもんだし。 あーあ。アタシのも、どうせならアニキに破って欲しいもんだぜ」 兄の股間に吐息を吹いた。 「でもま、我慢我慢。・・・・・・・一生、我慢だぜ。んっ」 そのまま、触れるだけのキスを残して、足の方へと移っていく。 「好きだよ、アニキ」 「せめて夢では聞いて欲しいな」 家の妹の特徴、『兄が好き』。 それは愛より恋で、家族よりも遠くから。 何より問題なのは、万に一つ、いつか自制を越えた妹に来られた場合、 妹の強さとこの狂気に、抵抗できる気がしないこと。 毎朝毎朝、起こされる度のスキンシップと。 毎夜毎夜、眠る度のこの痴態。 僕の夏は────────よく眠れない。
https://w.atwiki.jp/welovejapan/pages/106.html
このページの閲覧数 【合計: - 】 【今日: - 】 【昨日: - 】 準備中/【書籍】/文庫/小学館 https //www21.atwiki.jp/welovejapan/pages/106.html (準備中) 小学館には、右寄りの文庫がかなり多い。 なのでその一覧を作ります。 他には、宝島社の文庫、講談社+α文庫も多いです。 あと、新書の右寄りページも作ります。 検索結果 Amazon.co.jp 日本 小学館 文庫 - 和書 http //www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss?__mk_ja_JP=%83J%83%5E%83J%83i url=search-alias%3Dstripbooks field-keywords=%93%FA%96%7B+%8F%AC%8Aw%8A%D9+%95%B6%8C%C9 x=0 y=0 }
https://w.atwiki.jp/fushimi_eroparo/pages/230.html
http //yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1286349444/137-141 あ…ありのまま、今起こっている事を話すぜ! 『俺は妹の部屋で、妹のパソコンを使って、妹にいかがわしいことするゲームをしながら、 妹にいかがわしいことをさせている!』 な…何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされているのかわからねぇ… 頭がどうにかなりそうだ…催眠術だとか超現実だとか、 そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ もっと恐ろしいものの片鱗を味わっているぜ… それは不用意な一言から始まった。 「どのシーンが一番興奮するか、って言われてもな……どのシーンも興奮しねえよ」 このセリフ、京介にしてみれば「妹キャラの濡れ場に興奮するわけにはいかない」という意味を言外に匂わせたつもりだったのだが、 兄を部屋に呼び出し、エロゲーの客観的な意見とやらを求めていた妹オタク妹に、真意は通じなかった。 彼女のまなじりがダイヴブレーキが必要な急角度に吊り上がり、心臓の毛を一本一本こじるような目で兄を睨みつける。 「はぁ?この神ゲーで全然興奮できないなんてマジでありえないんだけど!?」 「じゃあ、お前は興奮してんのか」と聞くわけにもいかず、予想外の剣幕に兄はしどろもどろになる。 どうやら桐乃は元々性的興奮を催させるために創られたゲームが、全くその目的を果たしていないと聞いたことで、 お気に入りの作品を全否定されたような気持ちになってしまったらしい。 そうと、気付いたときには既に遅く、妹様はなんか一人合点していた。腕を組み、玉蟲を薙ぎ払う勢いで言う。 頬を心もち赤らめて。 「わかった!実は……このゲームは秘められた全機能を解放していないの!」 「なんか黒猫みたいな言い方だな……」 「ここでアイツの名前を出さないでっ!っ……ともかく、アンタが興奮できなかったのは、そのせいに違いないわ」 妹が熱くなるのに反比例して、兄は冷めてきた。後頭部をかきかきジト目で問う。 「で、その機能ってのは、なんなんだ?」 途端に身を引き、言い淀む桐乃。目を逸らしてブツブツと何事か呟いている。 「そ、それは……あたしも持ってないけど」 (いや、しらねーよ)とツッコミを入れるほど大きな声でもなく。 京介は黙って見守ることにした、 いつのまにか光彩を失いかけた目で「布教」「布教」「布教のためなら」「しかたない」とかなんとか、のたまう妹を。 エロゲー宣教師様が、ようやっと得心がいったように一度うなづくと、目に再び宿った光は妖しくギラついていた。 嫌な予感しかしない雰囲気に、今度は改宗者が身を引く。 しかし、コンプリートしたつもりのゲームにやり残しがあったと聞いては、一抹の興味を覚えてしまうのも事実だった。 そんな兄に妹は目を伏せながら悲しげに切り出した。 「ほんとは純正品でやってほしいの…」 くねっと身をひねる。今にも泣き出しそうな表情。 「でも純正品は高いからもってないの…」 そして、ぐあしっと肩を掴んできた! 「だから、あたしがやるわ!」 荒い鼻息が京介に掛かる。何をやるのか結局わからなかったが、その迫力におされて彼はコクコク頷いてしまった。 「さあ、席について!」 いまにも清水寺の舞台から飛び降りそうなヤケクソじみた勢いで、桐乃が自分の椅子を引く。 くだんのエロゲーはすでに起動して、シーン回想モードに突入していた。 「いや、座るのはいいんだが……お前、なんで、机の下に入ってんの?」 京介の網膜が水晶体を通して観測したとおり、桐乃は自らの身体を折りたたみ、狭い空間に押し込めていた。 腿を両手で抱えたままキッと見つめてくる。 「いいから!」 「お、おぉ……」 妹の珍妙な格好が醸し出す不気味な迫力に気圧されて、兄は恐る恐る腰かけるとマウスを手に取った。 しかし、足元の気配が気になってしかたがない。 チラッ 「……」 チラッ 「……」 「……」 「……」 チラッ 「こっちみんなッ!!」 ガンッ! 蹴りを食らって椅子が勢いよく滑る。あやうく転倒しそうになる。 京介は溜息をつきながら、着席しなおした。足が当たるので自然と股が開きがちになる。 「はぁ、わかったよ。ともかく、はじめればいいんだろ」 カチッ クリックでメッセージを進めると、それはどうやら妹キャラの好感度が高いときの―― 『えへへ、お兄ちゃん。あたしがなめなめしてあげるねっ』 とスピーカー様がおっしゃるシーンであるらしかった。音声の明るさが、かえって気まずい。 カチッ カチッ かといって顔色をうかがえば攻撃されるのは目に見えていたので、無言で情景描写を読み進める。 と、膝元で空気の揺れる気配がした。 ガチ 硬質の音に続いて、ズボンに張力。 (!?) 身体がこわばった拍子に、もう一度、左ボタン押し込んでしまう。 『うわぁ、お兄ちゃんのニオイがするよう』 白々しく妹キャラの音声が流れる。リアルではズボンを襲っていた張力が緩み、今度はパンツに…… (いいか。見るなよ。絶対見るなよ、俺!) だが、冷や汗が耳から顎先まで伝う前に、リヴァイアサンは大気に暴露された。 カチチッ 指を滑らせ、たまらず下をみる。なんとそこには、兄の荒ぶる海獣に鼻を寄せる妹の姿が! 跳ねるように立ち上がらなかったのは、桐乃を蹴飛ばしてしまう危険に気付いたからだった。 「お、おま……な、何してんだよ!?」 それまで首筋まで桜色に染めた妹のどこか陶然としていた目が、色を変えて直上をねめつける。 「実物のニオイを……じゃなくて!見ないでっていったでしょ!!」 「こんな真似されたら、誰でも見るわ!お前は恩返しの鶴か!?」 「だからぁ!あたしがゲームの代わりにシてあげるっていってるじゃん!」 「聞いてねえよ!どんなゲームだ?イリュージョンあたりが質量のある立体映像を開発でもしたのかっ!」 丸出しのまま怒鳴り合う兄妹。唾の飛沫が眠れるリヴァイアサンに降りかかる。 「そ、そうじゃなくて……」桐乃は僅かに言い淀む。そして、淀みを越えれば激流のごとく。 「このゲームは、ォ、オナホールと連動しているの!!あたしをオナホ代わりにしなさいってこと!」 「……!!?」 目元に涙を浮かべて叩きつけられた言葉に、京介は絶句した。思考がフリーズする。 桐乃は吐きだした声の代わりとばかりに、涙を散らしながら兄のペニスにむしゃぶりついた。 「んっ、ちゅっ、んぐっふ、はっ」 稚拙というのもはばかられる有様で彼女は、性器を必死に舐め転がし、しゃぶり、唾液をまぶせる。 それでも、妹をエロゲーの付属品扱いにするシチュエーションの異常と、股間を覆う生温かさが京介の意識に生じた空白域を押し広げた。 自然、本能に委ねられたリヴァイアサンは水に馴染む属性にしたがい元気百倍! 美少女の口中でぐんぐんと怒張してしまう!! たまらず漏れた桐乃のくぐもった嗚咽が、京介の正気をやっと呼び戻す。 その声音には彼の深層意識を刺激せずにはいられない切なげな響きがあったのだ。 あわてて妹の頭を押さえ、ペニスを引き抜く。 唾液がてらてら光る亀頭と瑞々しい唇の間に細い橋を造った。その先にあるのは涙をボロボロとこぼす妹の美貌。 勃起の衝撃に頭のネジが何本か飛んだらしく、その情景を見た京介の股間は甘くうずいた。 それでも性衝動を押し殺して、おろおろと左手を伸ばす。 「だ、大丈夫か?」 「ッ、大丈夫なわけないでしょ!あたしにここまでさせたんだから……ちゃんと最後までプレイしなさいよ!!」 今夜の妹は、いや今夜の妹も予想外のことばかり言う。 Lv.1の勇者は四の五いわせず、再びリヴァイアサンに挑みかかってきた。 「ぐぅっ!」 驚いた京介は桐乃の頭に左手を置くが、突き放すでもなく引き寄せるでもなく。 妹の無理な攻めにされるがままになってしまう。 結果、ファンシーな部屋に淫らな水音だけが満ちる。 見えない出口をもとめて、いまだ動かせずにいた京介の右手がマウスを強く握った。すると、 『あんっ、お兄ちゃん、だいしゅき!!好きなの!好き!お兄ちゃんっっ。んちゅっ、レロ…』 プレイ中だったエロゲーの音声がスピーカーから溢れだす。嬌声を聞いて桐乃の行為が微かに熱を帯びた。 もしかしたら、回想シーンが終われば、同時に罪深い行為も終わってくれるかもしれない。 京介はその直感にすがった。肉感に目をしかめながら、左クリックを連打連打。 セリフが終わるまで進めない設定が、ツライ。 『お兄ちゃん、ココがいいの?』 『おててでもして、あげるね?』 『さきっぽ熱くなってきたぁ~』 兄妹での行為ことに抵抗感を覚えている京介が思わずムカつくほど明るい声で、画面中の妹は淫猥な行為に耽る。 まるで彼女に対抗心を燃やしているかのごとく、桐乃の奉仕も過熱していった。 カリ裏を舌でほじったり、タマ袋を揉んだり、前立腺に頬ずりしたり…… エロゲーの内容をなぞることで、テクニックの幅が急速に広がっていく。 いつしか京介の意識は、ムカついていたはずのエロゲー主人公と一体化していた。 絶え間ない妹の攻めに、熱いタイダルウェイブが分身にこみあげてくる。 『お兄ちゃん感じて!あたしの口でもっと感じてぇ!』 もはやゲームの音声も、桐乃に直接言われているようにしか、聞こえない! 妹の頭をおさえる手に知らず知らずのうちに力がこもり、さらなる奉仕を貪欲に求めてしまう。 桐乃は桐乃で、そんな反応に抵抗するどころかよりいっそう激しいフェラチオで応えた。 粘膜が溶け合って、二人の境界が曖昧になっていく感覚―― ガチチガチガチガチ! 快楽に痙攣した右手がマウスを乱打をする。 シーンを進めなければ、ずっと楽しめるのではないかと、さきほどまでとは正反対の妄想が脳裏に浮かんだ。 だが無情にも慈悲深く、快楽は頂点に達し、最後の選択肢が目の前に現れる。 1.口に出す 2.顔にかける 京介は――1を選んだ。 「くっ!桐乃!!中に出すからなっ!全部飲めよ!!」 「!!!?」 びゅるびゅるびゅるくびゅく―― 口をついた自分の言葉に過剰反応して、京介の思考はショートした。 (中に出す、桐乃の、妹の、中にっ!) いままで溜め込んだ背徳感を、大量の精液と一緒に吐きだし、叩きつける。妹の口腔を白濁液が暴力的に犯していく。 桐乃はただただ必死に、兄を受け止め、腹におさめようと喉を蠢かした。 しかし、後続の量は圧倒的。たまらず唇から溢れたザーメンが形の良い顎を伝う。 あわてて受けた白い手が真っ白に染まるころ、ようやく射精は終わりを迎えた。 「はぁ~~」 心底けだるげな溜息が、普段でもだるそうな男の口から漏れる。賢者モードの到来である。 そんな彼でも、目の前の少女が手に溜まった粘液を、苦悶しながらすする姿には驚かされた。 「おまっ、何してんだ!?無理に飲まなくたって……」 だが彼女は言うことを聞かず、首を振り振り、残った子種をゆっくりと嚥下していった。 涙を浮かべた目は咎めるように訴える。「自分がほしいのはそんな言葉じゃない」と。 何度かまばたきしてから、京介は言う。 「えーと、その……すげぇよかったわ」 小さな頷きと微笑みが返ってくる。 おかげで、勃起時にブッ飛んだネジの何本かが永遠に失われたことが確認できた。 そう、淫らな液体でドロドロになった桐乃の顔を見ているうちにリヴァイアサンが 「私が倒されようとも第二第三のタイダルウェイブが……」などと自己主張をはじめたのだ。 (……これ以上ここにいると、マズい) 京介は席を立ち、できるだけ顔を直視しないようにして妹の頭を撫でやると、ドアに向かって踵を返した。 「待って」 小さな声にぴたりと足が止まる。衝突事故の寸前みたいに危険を知りながら身体が動いてくれない。 心のどこかでは“事故”を望んでしまっているのだった。 そんな兄の背中に妹は言葉を投げる。 「あたし……今日から部屋の鍵、かけないから」 言われたほうが深意を理解するのに少し時間が掛かった。掛かっている間に、 「俺の部屋なんか、最初から鍵がないんだぜ」 と、軽く返してしまっていた。息を呑む気配に気付いたときには後の祭り。 もつれそうな足で部屋を立ち去るしかなくなっていた。明日から、どんな顔で妹に会えばいいのか……。 「おやすみ」 「……おやすみ」 京介はドアノブを回す。せっかくあるのに使われなくなった鍵を少しだけ不憫に思う。 だが、本当は気付いていた。 ――この鍵を使う役目は自分に課せられているのだということを。
https://w.atwiki.jp/tsukubashinkeneinfo/pages/2.html
メニュー トップページ 小学部 会社概要 リンク @wiki @wikiご利用ガイド 他のサービス 無料ホームページ作成 無料ブログ作成 2ch型掲示板レンタル 無料掲示板レンタル お絵かきレンタル 無料ソーシャルプロフ ここを編集
https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/44102.html
【検索用 もうとくちゅうい 登録タグ 2020年 VOCALOID でんの子P も 曲 曲ま 蒼姫ラピス】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:でんの子P 作曲:でんの子P 編曲:でんの子P 唄:蒼姫ラピス 曲紹介 曲名:『もうどくちゅうい』 でんの子Pのラピスオリジナル曲。 ポップな曲調だが、歌詞は恋人と別れたいのについ関係を引きずってしまう女の子の気持ちを歌ったシリアスな楽曲。 歌詞 (動画より書き起こし) ふわっとしたあなた ゆるさせつなさ ぱっとあらわれて どきどき さっとなぐさめて かるさかなしさ もうどくちゅうい もう二度と合わないと誓ったんだから 簡単に言わないで「会いたくなっちゃった」 傷付いて 傷付けて わかったんだから 無邪気な一言で繰り返さないで 勢い任せに消したアプリを ダメだね 再インストール ふわっとしたあなた ゆるさせつなさ ぱっとあらわれて どきどき すっとなぐさめて かるさかなしさ もうどくちゅうい くらっとしたあたし こわさいとしさ そっとささやいて どきどき ほっとしたあとに にがさくるしさ もうどくちゅうい 突然壊れる時もある 他の人なんて星の数ほどいるんだから 怯んだままじゃなくて めぐり合わせてくれる運がまた 新たな気持ちで前を見る でも体はひとりでに記憶を辿る こんなときあなたなら何て言ったかな… …ばかみたい 思い出のスタンプで様子見ないで ずるいし卑怯だし子供騙し 他人にはしたり顔で諭したことが 自分にはできない症例#1. ふわっとしたあなた ゆるさせつなさ きっとだいじょうぶ どきどき やっとにげられる よわさはかなさ もうどくちゅうい くらっとしたあたし こわさいとしさ ずっとかわらない どきどき もっとあいしたら にがさくるしさ もうどくちゅうい ふわっとしたあなた いたさかなしさ 猛毒注意 コメント すき -- 19-Knight (2023-04-09 21 17 44) かわいあ -- . (2024-01-29 00 32 55) 可愛いけどドロっとしてる -- ぴおん (2024-02-24 06 16 53) ふわふわで好きです -- あ (2024-05-26 17 56 43) ハピシュガに合いそう -- み (2024-06-15 20 30 42) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/atiga-9nen/pages/35.html
【小学六年――4月EX】 京太郎「(あー…あれからなんか…妙に憧と顔を合わせづらいんだよな…)」 京太郎「(あいつの顔を見るとどうしてもこの前の事が頭のなかに浮かぶっていうか…)」 京太郎「(今でも寝る前に…こう…頭の中に浮かんでつい…その手が…)」 京太郎「(い、いや、別に何もやってねぇけどさ!ねぇけど!!!)」 京太郎「(でも…ホントスベスベで小さいのに柔らかかった…なぁ…)」 京太郎「(また触りた…い、いや!な、何を考えてるんだ俺は!!!)」ブンブン 京太郎「(くっそ…!ひ、一人だとやっぱり変な事ばっかり考える…!!)」 京太郎「(って言っても…しずと憧は放課後になった途端、原村連れてどっか行ったし…)」 京太郎「(俺も行きたかった…いや…まぁ 見るからに原村に警戒されてたから仕方ないけどさ…)」 京太郎「(初日、男があんなに騒げばそりゃ警戒するって…)」ハァ 京太郎「(でも…惜しかったなぁ…あのおもt)」ガンッ 京太郎「(だっかっらっ!!!俺は何を考えてるんだよおおお!!!)」ガンガンガン 京太郎「(馬鹿か俺は!!!馬鹿なのか!?)」 京太郎「(憧にアレだけの事させておいて未だに玄みたいな事考えるとか馬鹿なのか!?)」 京太郎「(くそ…!いなくなれ…!そんなエロい俺なんていなくなれえええええ!)」ガンガン ??「わ、わわわ…」 ??「だ、ダメだよ、そ、そんなに頭打ちつけたらし、死んじゃう~…」ガシッ 京太郎「ほ、放っておいてくれ!お、俺はこのままじゃダメなんだ!!」 京太郎「こ、このままじゃ俺は…!し、親友に顔向け出来ない男になっちまうから…!」 京太郎「だ、だから……だか…ら…」 京太郎「(…背中に感じる豊かで大きな感触)」 京太郎「(何時か玄に触った時と良く似て…)」 京太郎「(でも、それより大きくて…暖かい)」 京太郎「(厚手の布越しにもはっきりと分かるその大きさは、どう見ても…そうおもちで…)」 脳内玄「ふふふ…素直になるのです、同志須賀。君の魂は既におもちマイスターとして目覚めているのです」 京太郎「~~~~っ!!!」 京太郎「うっせえええええ!いなくなれ玄おおおおおお!!!」ガンガンガンガンッ ??「き、きゃああ…っ!?」 京太郎「…お、お騒がせしました…」 ??「だ、大丈夫…?」 京太郎「あー…うん。…驚かせてごめんな」 ??「わ、私は良いけれど…その…辛い事があったなら…聞くよ?」 京太郎「いや…気持ちは有難いけど…流石に…女の人には相談しづらいっていうか…」 ??「…え?」 京太郎「あ…い、いや、何でもない」 京太郎「ともかく…心配かけて悪かった、えーっと…松実宥さんで良いんだよな?」 ??「あれ?どうして私の事を?」 京太郎「そりゃ…松実さん有名人だし」 京太郎「覚えてないかも知れないけど小学校時代はバスも一緒だったんだぜ」 宥「…ううん。覚えてるよ」 京太郎「え?」 宥「バスの中にとっても暖かくて仲の良い三人がいるなって…そう思ってたから」ニコッ 宥「それに…最近は玄ちゃんからも君のこと聞くからね」 京太郎「あー…あいつなんて言ってた?」 宥「えっと…有望な新人が育ちつつあるって…おもちマイスターは永久に不滅なのです!とか…」 京太郎「あの野郎…人の苦労も知らないで…」ハァ 宥「あう…玄ちゃんが何かご迷惑かけてるの…?」 宥「もし、直接言いづらい事なら…私から伝えておこうか?」 京太郎「う…い、いや…それは…」 +2 00~30 な、なんでもねぇよ 31~60 じゃあ…その…おもちを控えるようにと… 61~99 いや…迷惑って訳じゃないんだ じゃあ…おもちを控えるようにと… 京太郎「じゃあ…おもちを控えるようにと…」 宥「そ、それは…」 京太郎「…ダメ…か?」 宥「う、ううん。ダメじゃないんだけど…ないんだけど…ね」 宥「…何度言っても玄ちゃん聞いてくれないから…」 京太郎「あー…」 宥「で、でもね!く、玄ちゃんは本当に良い子なんだよ!」 宥「ち、ちょっと変なところがあるけど、でも、それ以上にいいところ一杯あるから…!」 宥「だ…だから…あの…」 京太郎「分かってるよ」 宥「…え?」 京太郎「…玄が良い奴だなんて事くらい一年も一緒にいれば伝わってくるよ」 京太郎「まぁ、確かにちょっと空気読めてなかったりするところはあるけどさ」 京太郎「でも、それ以上に優しい奴だってのは今まででちゃんと伝わってきてる」 京太郎「だから、そんなふうに必死にフォローしなくても大丈夫だって」 京太郎「そんなのなくても…俺が玄を嫌うなんてないからさ」 宥「あ…」 宥「須賀君は…優しいんだね」ニコッ 京太郎「な…なんでいきなりそんな話になるんだよ…」 宥「だって、私に…真剣に返してくれたから…」 宥「須賀君が玄ちゃんの事好きだって気持ちが…ちゃんと私に伝わるように」 宥「そういう心のあったかい人を…優しいって言わないでなんて言うの?」クスッ 京太郎「う…べ、別に…そういうんじゃねぇし…」 京太郎「つか…優しいのはそっちの方だろ」 京太郎「妹の事に必死になってフォローしようとしてさ」 宥「だって…私おねーちゃんだもん…」 宥「それに…私、玄ちゃんには一杯迷惑掛けてるし…」 京太郎「迷惑…?」 玄「あ、おねーちゃん…に京太郎君?」 京太郎「よう、玄」 玄「どうしたの、二人して」 京太郎「さっきたまたま会ったんだよ」 玄「へー…やっぱり京太郎君のおもちレーダーにお姉ちゃんのおもちが…」 京太郎「引っかかってねぇよ、つか、どちらかと言えばお前の所為だっての」 玄「え?」 京太郎「…いや、まぁ良いよ。お前のその性格が治るなんて思ってねぇし」 玄「ぅ?」キョトン 京太郎「それより…せ、折角だし…一緒に麻雀教室に…」 玄「そうだね!あ、おねーちゃんはどうする?」 宥「え?わ、私っ?」ワタワタ 京太郎「ん?松実さんも麻雀出来るのか?」 玄「うん!私よりも麻雀上手なんだよ」 京太郎「へぇ…」 京太郎「じゃあ…俺も松実さんと打ってみたいな」 宥「で、でも…私…」 京太郎「あー…ダメか?」 宥「…う…う…いや…その…」 宥「ご…ごめんなさいっ!」ダッ 京太郎「あっ…」 玄「あちゃー…」 京太郎「…悪い。なんか俺…ダメな事言ったか?」 玄「ううん。そんな事ないよ、おねーちゃんが引っ込み思案なだけ」 玄「昔っから寒がりさんでずっと厚着してるし…クラスでも浮いちゃってて…あんまり友達もいないみたい」 京太郎「…そっか」 玄「だから…機会があればおねーちゃんと仲良くしてあげて欲しいな」ニコッ 玄「おねーちゃんはちょっと寒がりだけど、とっても頑張り屋さんで優しくて…料理だって上手なんだよ!」 玄「他にも一杯いいところがあるから…」 京太郎「…なんつーか…さ。お前ら…似た物姉妹だよな」 玄「え?」 京太郎「なんでもねぇよ。…つか、言われなくもそのつもりだから安心しろって」 京太郎「一回、助けてもらった恩は…ちゃんと返さないとな」 【System】 松実宥の思い出が1になりました。 松実宥の好感度が2あがりました。 【オマケ】 玄「やはり…ポイントはおもちか…」 京太郎「ねぇよ」 玄「えー…でも、そんなにおねーちゃんの事気にするって事はおもちのことも…」 京太郎「お前の姉に対する認識はおもちが殆どなのか…」 玄「でも、おねーちゃんの大きくなかった?」 京太郎「まぁ…大きかったし…服越しでも分かるくらい柔らかかったけど…」 玄「でしょ!おねーちゃんのおもちはおもちマイスター松実玄が大事に育てた至高の逸品なのです!」 玄「…ってあれ?柔らかかった?」 京太郎「そ、そんな事言ってねぇよ!!ほ、ほら、行くぞ!!」 玄「う、うん。…あれ?たしかにそう聞こえた気がするんだけどなぁ…」クビカシゲ
https://w.atwiki.jp/happy_doradora/pages/10.html
一年生 二年生 三年生 五年生① 五年生②
https://w.atwiki.jp/mousouyomi/pages/2035.html
【妄想属性】俺の記憶 【名前】小学一年生のときの担任の先生 【属性】意識を持った、担任の先生という概念そのもの 【大きさ】成人男性並み 【攻撃力】物理的な攻撃力は持たない 【防御力】概念なので物理攻撃無効 その他大きさ相当 【素早さ】成人男性並み 【特殊能力】 対戦相手が小学一年生のころのあらゆる失敗、恥ずかしいエピソードを握っている そのため、13歳以上の人間は小学一年生のときの担任の先生に一切逆らえず、 戦闘不能に陥る(小学生の間はまだ恥ずかしいと感じないため効果なし) 【長所】握ってるエピソード 【短所】刺さる相手が少ないかも 【戦法】相手が13歳以上の人間であることを祈るのみ 542格無しさん2017/11/10(金) 23 37 47.35ID mzp7ksDa 543 541 13歳以上の人間だが小学校に通ってたかどうかわからない相手はどう処理する感じ? 異世界人とか外国人(小学校じゃない可能性がある?)とか 543格無しさん2017/11/10(金) 23 41 36.41ID nUz+0W7g 542 対戦相手が人間でさえあれば、異世界人だろうと外国人だろうと画一的に効く扱いだと嬉しい 667 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/12(火) 06 57 14.88ID dqDcGB4v 673 小学一年生のときの担任の先生の考察も始めているが 宇宙破壊された場合概念存在はそれに巻き込まれて破壊されるのか? 673格無しさん2017/12/12(火) 22 52 06.81ID 9wlJMmBg 667 物理無効と書いてあるから、物理攻撃なら宇宙破壊できる攻撃でも効かないんじゃないか 676 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/13(水) 01 06 07.37ID HfF0vpVf 小学一年生のときの担任の先生 考察 物理攻撃無効なのでブラックホールの壁下には負けないか 素早さが成人男性並で特殊能力にも特に記述がないため認識した相手に対して成人男性の思考速度で任意発動するものとする よって光速戦闘の壁上をちょっと見た限りでは連敗しまくる(特殊攻撃や物理攻撃無効無効、全能が増える) ちょっと広いが霧咲切奈から下へ ×霧咲切奈:視認困難なうえあらゆる全てを感知しあらゆる全てを斬れ反応速度負け 無理 ×世界機構:機械なので担任側の手がない上内部宇宙にいる存在には負けない ×カラシニコフたん:4歳7か月なので担任側の手がない上、視認した時点で戦意喪失 ×おっぱい:おっぱいなので担任側の手がない上、視認した時点で戦意喪失 △ケールニヒ:「謎のもの」なのでエピソード攻撃は効かないかも?相手も決定打を多分持たない ×ダニー:ダニなので担任側の手がない上、KOT症候群は概念にも効く ×ユウ:自然精霊の王なので担任側の手がない ガーデン送りは概念でも回避できなさそう △ミカエル:熾天使なので担任側の手がないが、相手も概念を倒す手段がない 千日手 〇悠美:先手は取られるが概念を破壊できず、エピソード攻撃の対象な上防がれる手はない ×ハンゴク先生:神なので担任側の手がない 「ワイのルール」は任意全能か?ならば消される ×任意全能さん:これ担任の上位互換っぽいな 反応速度・全能負け △くそして寝ろ!:反応速度が等速なのでお互いの特殊能力が同時に命中するのでは?相打ち △リプラドゥ:精霊なので担任側の手がないが、リプラドゥも非物質の担任に触れず勝敗を決せれない △怒津屁留源牙亜:特殊能力であるエピソード攻撃を持たない担任概念が出現する お互いにお互いを倒せなくなり千日手 〇さすらいのジョニー:エピソード攻撃の対象 反応速度は同等だがコイン投げを始める前に戦意喪失させて棄権させられるだろう △折原藍:小学生なので担任側の手がないが、相手も物理火力しか持たず引き分け △双聖剣:幼女な上精神攻撃無効なので担任側の手がないが、相手も物理火力しかもたない 〇石田銀:波動球はテニスのスマッシュなので、日本男子中学生のトップレベルの速度でスマッシュの動きを完了するよりは流石に任意発動能力のほうが早いだろう △新日暮里:ロボなので担任側の手がなく、相手も物理火力しか持たない △そこから始まるファンタジー:属性が不明なので担任側の手がなく、相手も物理火力しか持たない △5325:ミミズなので担任側の手がないが、相手も反射能力の発動条件を満たさないだろう 〇もこたんLv100:相手の自爆は物理火力なので通じず、不老不死だが人間である以上エピソード攻撃は通る △超サイヤ人4ゴジータ:サイヤ人なので担任側の手がないが、相手も物理火力しか持たない △( )括弧内に好きな名前を入れましょう:属性が人なので対象ではあるものの精神耐性持ち。あいても物理火力しかなく千日手 〇アスベスト:物理火力しか持たない人間なら負ける要素はない 〇曙:同上 ×ミック/ベリー:属性が?なので担任側の手がない上、ミックは物理攻撃無効無効を持つため破壊される 「対象限定の任意全能勝ち」に近い結果になっている この壁位のランクでは強靭な耐性を持つ一方火力が貧弱なため千日手引き分けが多発するが任意全能さん前後で割と分かれた ミック/ベリーに負けてるのでもう少し下も念のため見る 677格無しさん2017/12/13(水) 01 16 13.42ID TQxe7mbW 担任の能力って精神攻撃扱いでは無いんだっけ? 678 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/13(水) 01 23 34.19ID HfF0vpVf 676では精神攻撃扱いで考察を進めている… テンプレにはこれが精神攻撃か精神攻撃でないかは特に記述されていないので精神耐性で防げる扱いにしている そのように進めているけどどうなんだろうな 効果範囲は「13歳以上の人間でありさえすれば効く(小学校教育の経験の有無を問わない)」 なんだが攻撃の性質までは詳しい記述がないな 679 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/13(水) 01 52 54.55ID HfF0vpVf 宇宙破壊の壁以下を見てるんだけど 超巨大なキャラが「大きさ相応の成人男性並み」の素早さを得ている場合、反応速度も大きいほど早くなるの? VS巨大な任意全能を「反応はいくら大きかろうと成人男性並み=担任と等速」と処理したんだけど その次のVSだって僕は、君が好きだから…で大きさに応じて反応速度が速くなっているような考察がされていて躓いた 680格無しさん2017/12/13(水) 10 00 04.78ID rmBZIaY8 679 反応自体は変わらないはず 681格無しさん2017/12/13(水) 10 26 59.73ID 9unoQ8qC 682 でも一次多元以上の大きさ相応の成人男性二人が殴り合う場合無限速で攻撃が飛んでくるけど反応できないの? 682格無しさん2017/12/13(水) 10 35 57.23ID rmBZIaY8 681 無限以上に離れて殴り合っているから、成人男性並みの反射神経でも反応できるんじゃないかな 684 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/16(土) 09 44 19.78ID UUMOkjlk 小学一年生の時の担任の先生 考察続き 日を開けてごめん ×ゆきと:物理攻撃無効を貫通でき、反応速度が圧倒的に高いので反応勝ち △超神ゼスト・ユーゼフォン:超神なので担任側の手がないが、相手も物理火力しか持たない △宇宙の終末:ブラックホールなので担任側の手が(ry 相手も物理火力しか(ry △ブラックホール:ブラックホー(ry ×アカシックフォーミュラー:物理無効無効を持ち、それを先制で当ててくる 無理 △魑魍魅魎魅魎魑魍:ロボットなので(ry 相手も物理火力しか(ry △フィルン:12歳(ry 物理火力しか(ry △でっかい宇宙:宇宙(ry 物理火力しか(ry △アインナッシュ:死徒(ry 物理火力しか(ry △ガーディア:無人機動兵器(ry 物理火力しか(ry △スーパーストライクフリーダムガンダム:やっとエピソード攻撃の対象に取れる相手が出てきたと思ったら精神耐性で千日手 △ゴッドモララー:2ちゃんねる12神(ry 物理火力しか(ry △神奈:エピソード攻撃の対象に取れるのにまたしても精神耐性で千日手 △メガ進藤さん:少女型ロボ(ry 物理火力しか(ry ×蓬莱山 輝夜:こんどこそ対象に取れると思ったら精神攻撃反射持ちでここにきて黒星 ×ディストラクショナー:直視の魔眼が超反応で命中するので無理 △巨大な任意全能:成人男性なので対象に取れるが反応速度が等速なので同時命中で相打ち △だって僕は、君が好きだから…:ほぼ同上 △おはようございます:太陽(ry 物理火力しか(ry ×ORT:物理無効の貫通手段を超反応で打ち込まれてだめ ×魔王ルシファーwith日向陽一:精神波を受けてしまうか微妙なところだが、「物理攻撃無効」という耐性では防げないわけだし先手で撃たれて厳しいか △カービィ:吸い込みが担任に命中するかどうか微妙だが書き方的には物理無効貫通程の強度ではないか 担任側も打つ手なし ×反転神聖機甲魔神:次元追放・空間粉砕など物理無効にも有効であろう攻撃手段を複数持ち、反応速度で優っている ×考察人軍団:成人男性並みの認識・反応スペックで成人男性255兆人をいっぺんに戦意喪失させられるとは考えにくい 勝敗捻じ曲げ負け ×王子:物理攻撃無効貫通かつ高反応 無理 △イーエックスオメガ:精神耐性(ry 物理火力しか(ry ×堀川りょうが演じたキャラ達:声優には詳しくないんだが過去考察見る限り多分横島が十分な物理無効貫通火力と反応を持っておりやられる △プロフェッサーG:これ特"種"能力無効だからテンプラだけじゃなくてこっちも機能してない扱いでいいよな?それでも物理火力しかない人外なので引き分けが精いっぱいだけど △デスリオック改:便所コオロギ(ry 物理火力しか(ry △湊川朝美:対象に取れる相手が来た時に限って精神耐性がある… 例によって相手も物理火力オンリー △クライム&パニッシュメント:クライムは対象に取れそうだがパニッシュメントの不思議攻撃シャットアウトで弾かれるなこれ 火力が通る相手が全然いねえ!!!!!! 相手も物理火力以下略 ×アガラ:戦闘開始距離ルールを考えると10m以内でスタートしてしまうため開幕で非存在吸い込みブラックホールにやられる ×面接受けに来た漢:開幕で常時発動の夢現の民に包まれてだめくさい △眼鏡王:眼鏡の王(ry 物理火力しか(ry ×太陽 系子:対象には取れるんだが「あらゆるものを」破壊する攻撃を持つためそれを先手で打ち込まれるとどうしようもないっぽい 〇黒穴 落人:やっと対象に取れて物理火力しか持たない奴がきた!!!!!!!!!! あれええええええ全然勝てなくなったぞ 火力がインチキおみくじ系染みてて防御は完全に耐性依存なのでとにかく勝敗が安定しない上引き分けまくる ちょっとどの辺に置かれるべきか想像もつかないのでさらにもう少し下を見る 686 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/16(土) 12 10 18.62ID UUMOkjlk 690 小学一年生のときの担任の先生 続き ×でんしくん:電子なので(ry だが相手の引き分けたら勝つ能力によって敗北する ×ヘリウム-4:でんしくんと極めて近しいキャラなので、同じ理由によって負ける ×神海賊団:メンバー内に高速度の非物理攻撃使用者が複数いるようだ 無理 ×海賊神:↑の敗因がまさにこいつなので当然こっちも無理 △セレネさん:精神耐性(ry 物理火力しか(ry △マグナモン…とは俺の事だ:実"態"なのでエクストリームジハードに物理無効貫通はないものとする 非人間なのでそのまま千日手 〇ライトニング:対象に取れる相手だし物理火力しかないので勝ち △孫 悟空(超サイヤ人10):サイヤ人(ry 物理火力しか(ry 〇幸真緒:物理火力しか持たない中学三年生女子 勝てる △凍結の落とし穴:落とし穴(ry 物理火力しか(ry △爆弾と自動販売機と説明書:物理的な干渉ができない担任には解除はできないが、爆発されても物理火力である以上やられない 千日手 △MBFMウェーブ次元斬ハニワ:ハニワ(ry 物理火力しか(ry △宇宙移動ハニワ:同上 △Rasen-Gun:人型ロボット(ry 物理火力しか(ry △ひさし君:バクテリア(ry 物理火力しか(ry ×にゃんこ戦車Mk-II:精神攻撃を反射できるので反射負けする △銀河:銀河(ry 物理火力しか(ry △ソリティア:人間だが特殊能力無効持ち あとは物理火力しか(ry 〇コペルニクス:物理火力しか持たないうえ、キャラの性質上11秒経過時点で自滅してくれる 勝ててきた 最初4連敗しているが内最初の二つは相性負けに近いしどう順位決定したものか… これ以下も軽く見たが超破壊力~恒星で8勝5敗26分 恒星以下になると流石に物理無効を貫通してくるやつはほぼいなくなる そんでこれどこにランキングしよう…任意全能さんはほとんど担任の上位互換なのでこれ以下ではあるだろうとして… 684辺りが全然勝てないんだけど、しかし負けまくってるわけでもなく引き分けを大量に出しまくっている状態なので うーーん…その辺考慮すると任意全能さん直下付近でいいか? 任意全能さん>小学一年生のときの担任の先生=くそして寝ろ! 異論は認める 691格無しさん2017/12/16(土) 21 58 12.46ID jWO52kNj 686 確かランキングの位置は勝ち越した所までだろうから セレネさん = 小学一年生のときの担任の先生 >マグナモン…とは俺の事だ にした方がいいと思うんだが 692 ◆q5zObftl8/hu 2017/12/17(日) 00 16 49.28ID K+gXCLl3 691 確かにセレネさんより上で40戦近くやって1勝しかしてないこと考えると 任意全能さん以下のあたりでいくらか勝ててる方が相性勝ち/まぐれに相当するか… ではそれで